IT資産管理とは
IT資産管理とは、会社で保有するIT機器、ソフトウェア、ライセンス、電子データなどのIT資産を管理することです。
ハードウェア、ソフトウェアに関する様々な情報を把握し、適切な管理を行うことは
ライセンス適正化によるコスト削減にもなり、情報セキュリティ対策としても有効です。
デジタル端末・情報の多様化、業務のデジタル化が進む今、IT部門は会社のIT資産を守るだけではなく、
効率的な情報活用や業務効率化、巧妙化するサイバー攻撃に対する知識や技術の習得など業務が多岐にわたります。
ISM CloudOneならシンプルマネジメントでIT資産管理を行うことが可能です。
グループ企業統合管理(CentralConsole)
グループ企業やサプライチェーンのセキュリティレベルを一目で全体把握
紐づけ登録を行った企業のセキュリティ診断結果を統合して全体参照
- グループ企業のセキュリティレベルの全体把握
関連企業やグループ企業を、国や地域・事業部など管理したいカテゴリでグルーピングできます。 - サプライチェーンを構成する企業のサイバー攻撃の基本対策に活用可能
サプライチェーンのPCに内在する脆弱性をまとめて可視化できます。
管理対象企業のセキュリティ状況を一覧で確認
企業名 | セキュリティ… | OK台数 | NG台数 | OSセキュリティ更新プログラム診断結果… | ソフトウェアバージョン診… | ウイルス対策ソフト… |
---|---|---|---|---|---|---|
QS開発(株) | レベル1 | 0 | 282 | 31 | 240 | 11 |
(株)サブスク販売 | レベル4 | 151 | 7 | 6 | 1 | 0 |
QS研究開発(株) | レベル5 | 75 | 0 | 0 | 0 | 0 |
健康商事(株) | レベル2 | 3 | 27 | 11 | 11 | 5 |
白浜食品(株) | レベル5 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 |
QSSH有限公司 | レベル4 | 32 | 5 | 1 | 4 | 0 |
QSSG.PTE | レベル2 | 2 | 6 | 6 | 3 | 0 |
グループ各社のセキュリティ統制管理をグループ親企業が支援
グループ内各企業によるセキュリティポリシー設定の支援が可能です
- 統制のため基本としたい「基本ポリシー」はグループで統一適用
⇒ITガバナンス強化のインフラとしての利用に - 独自に追加したいポリシーは「個別ポリシー」を適用して運用
⇒企業毎に作成可能なポリシー適用の運用も可能
企業名 | 適用済ポリシー | エリア名 | PC契約数 | 企業コード |
---|---|---|---|---|
QS開発(株) | Policy A | JPW | 300 | ・・・ |
(株)サブスク販売 | Policy A | JPE | 160 | ・・・ |
QS研究開発(株) | Policy A | JPE | 75 | ・・・ |
健康商事(株) | Policy A | JPW | 30 | ・・・ |
白浜食品(株) | Policy A | JPW | 25 | ・・・ |
QSSH有限公司 | Policy A | CH | 40 | ・・・ |
QSSG.PTE | Policy A | SG | 10 | ・・・ |
Active Directory連携
Windows Active Directoryとの連携で従業員管理が容易に
Active Directoryとの連携により、Active Directoryで設定されている組織情報とユーザー情報をISM CloudOneにアップロード可能です。
新たに搭載したActive Directoryとの連携により、Active Directoryの組織を変更すればISM CloudOneの組織情報も常に実態に合わせることができるため、人事異動が発生しても手動で更新することなく運用の継続が可能です。
※連携にはActive Directory連携ツールのダウンロード(無料)が必要です。
ハードウェア・ソフトウェア情報管理
社内で利用されているクライアント端末のハードウェア情報を自動的に収集し、レポート化
社内で利用されているクライアント端末のOSやメモリ、ハードディスクなどのハードウェア情報を一覧で表示します。
各クライアントに対して個人設定の確認・変更、緊急操作やインベントリの即時収集などができます。
また、柔軟なフィルタリング設定で棚卸しにかかる工数を大幅に削減します。
【一覧表示できる項目】
ハードウェア名/クライアント種別/利用者名/グループ名/OS/IPアドレス/インベントリ取得日時/ポリシー名 等
社内でインストールされているソフトウェア情報も一元管理
管理端末にインストールされているソフトウェアをレポート化します。
ソフトウェアをクリックすればそのソフトウェアがインストールされている端末一覧を表示できます。
日々最新の情報を見て、不審なソフトウェアがないかの確認も可能です。
【一覧表示できる項目】
ソフトウェア一覧/実行ファイル一覧/ウイルス対策ソフトウェア一覧/
ライセンス過不足一覧/VPPライセンス管理一覧/ソフトウェアのインストール日 等
棚卸し機能
契約情報と紐付けて、棚卸し対象端末を一覧表示
登録した契約情報をクライアントと関連付ける事ができ、紐付けられた端末は「ハードウェア棚卸一覧」として一覧表示します。
管理画面から棚卸し期間を設定し、管理者へ事前にリマインド通知を送ることも可能です。棚卸しの際は下記管理画面上の「状態」をクリックすることで棚卸し表として利用頂けます。また、開封前の端末や倉庫に保管中などのオフライン端末も管理可能です。
ハードウェア契約管理
リース・レンタルしている端末の契約日等を登録することで契約の見直しや確認が可能です。
主にクライアント端末のリース・レンタルなど端末ごとの契約先や開始・終了日、金額等の契約情報を登録できます。登録はCSVで一括取り込みも可能です。契約情報はクライアントに関連付けることができるので社内にある端末の契約情報の一元管理が可能です。期限切れの契約がないか、契約数以上の割り当てがないか、といった把握もできるため、管理者は契約の見直しや確認を正確に行えます。
登録できる情報
- 契約管理番号
- 契約先
- 契約開始/終了日
- 契約数
- 金額
- 機器種別:PC/スマートデバイス/プリンター/プリンター・複合機/サーバー/その他
- 機器名称
- 契約種別:リース/レンタル/購入
- 契約責任者
- 保管場所
- 保守
- 備考欄
ライセンス管理
ソフトウェアの状況を可視化、ライセンス利用状況をレポーティング
Microsoft Office製品やAdobe製品等を管理できる、管理台帳機能を搭載しています。ライセンス種別や形態、インストール状況等の詳細を表示します。
保有ライセンス数と突き合わせることで、ライセンスの過不足状況を可視化し、適切なライセンス管理の運用を支援します。
リモートコントロール
インターネット経由のリモート操作で、業務の効率化を実現
社内ネットワークにいなくても管理端末を遠隔で操作することが出来ます。
ヘルプデスク業務の工数削減や、遠隔拠点の対応にご活用いただけます。
関連顧客管理
海外拠点やグループ企業のセキュリティレベルを総合診断して、ダッシュボードに表示
海外拠点やグループ企業のセキュリティレベルを総合診断して、ダッシュボードに表示します。
ダッシュボードをクリックすると、各グループ会社の問題のある端末台数を表示、詳細を確認したい場合は、各アカウントのコンソールに切り替えることも可能です。
グループ会社全体のセキュリティチェックはもちろん、海外拠点毎のセキュリティ状況も確認することができます。
グループ管理者権限
システム管理者とグループ管理者の2つの管理者設定で、運用に合わせた権限付与が可能
ISM CloudOneでは、システム管理者とグループ管理者の2つの管理者設定を行うことができ、運用に合わせた権限を付与することができます。
- システム管理者とは
- 基本的にすべての設定と情報閲覧ができます。
- グループ管理者とは
- 管理対象グループ内の情報閲覧と、与えられた権限の範囲内での設定変更ができます。例えば「本社では全体のセキュリティチェックを行うが、日々の運用は拠点の管理者に任せたい」といった場合に有効的に利用いただけます。