サボり社員を見つけろ・・・!テレワーク中の業務を見える化
背景
創業50年以上を迎え、従業員30名という少数精鋭体制で経営を進めてきたK社。設立後は製造会社日本最先端の技術を取り入れながら好調な業績をあげていました。
<企業>
業種:製造業 従業員数:30名
職種:総務・情シス兼務
課題
総務として働いており、情報システム業務も兼務しているAさん、ある日、社長からに早急なセキュリティ対策を進めるようという指示が・・・。
経緯を確認すると、いくつか理由がありました。ひとつは、管理職よりサボっている可能性のある社員がいると噂を聞いたということです。少数精鋭で経営を行っており何よりも効率が重要だと考えていた社長にとっては一大事でした。ふたつ目は、PCにスマホを繋ぐことは情報漏洩の観点から禁止していましたが、それでも充電目的で繋いでいる社員がいたということです。そして決定的となった3つ目が2020年4月新型コロナウイルスの蔓延により緊急事態宣言が発令でした。同社は何か問題が起こった場合は、社長自身が直接顔を見ながら口頭で指示・注意をしていたので、セキュリティツールは導入していませんでしたが、テレワーク中は働きぶりや違反行為が見えません。また、昨今テレワーク中の情報漏洩事故が多発していることもり、社長は万が一自社で情報漏洩が発生すれば自社の信用の失墜は免れないと考え、セキュリティ対策を取り入れながらテレワークを実行してとAさんに依頼がありました。
<課題>
- 社員の働き方が見えない
- テレワーク中の情報漏えいが心配
解決
一刻も早く、テレワーク中のセキュリティ対策が必要になったK社。また、社長からは、仕事の環境に左右されないサービスを利用せよとのオーダーが。 そこで、WEB上で情報を収集したところ、IT資産管理ツールであれば、これらの課題が解決できるということがわかり、クラウド型であればテレワーク下であっても社長の要望が叶えられると思い、ISM CloudOneという製品にたどり着きトライアルを早速開始ししました。試してみると、端末のセキュリティ状態をひと目で確認できるような作りになっており、問題のある端末をすぐに特定することができるように。
また、操作ログ収集機能を利用してみると、社員の就業時間中のPCの利用実態を把握することができるように。さらに、外部デバイス制御という機能ではデータの持ち出しを禁止しつつも、スマホは充電できるという利便性を叶えることができました。加えて、オンプレミス製品と違い運用工数やコストもかからず、テレワーク環境下でも運用が可能と確信し、自社にぴったりだと感じたAさんは、すぐに社長に稟議をあげ導入が決定、実運用を開始しました。
今後はテレワーク中でもセキュリティ対策ができるという効果を噛み締めながら、自社にあった運用や設定を行っていく予定ということです。
<解決後の効果>
社長 導入後は社員の生産性を維持しながらセキュリティ対策が可能になりました。 情シス担当 総務との兼任のため、ダッシュボードを確認するだけで良いので運用工数もかからず楽です。