昨今のサプライチェーンのセキュリティリスクを鑑みて、今回はグループ企業やサプライチェーンを統合管理できる新たなコンソールを開発・リリースしました。
また各企業のクラウドサービス利用増加に伴いまして、情報システム部門が利用を把握していない「シャドーIT」を可視化できるように新たな辞書「グレイネットSaaS辞書」を独自に作成しました。
ISM LogAnalyticsにてSaaSアクセス状況レポートもご用意しています。
01 ー CentralConsol機能
ISM CloudOneの複数のテナントをまたがったセキュリティ管理を行うことができます。
お客様の用途に合わせて、複数のテナントをカテゴライズしてください。例えば、日本・アジア・北米・EUの様に地域でカテゴリすることも可能ですし、調達・生産・物流・販売といったサプライチェーンの流れでカテゴライズすることもできます。
ダッシュボードは統括したグループ全体でセキュリティレベルを確認することもできますし、カテゴリ毎または、ドリルダウンして1企業のみのセキュリティ状態を見ることも可能です。
(本機能はご契約とは別にお申し込みが必要です。)
02 ー SaaS利用状況レポート
企業でクラウドサービス利用が許容される事が多くなった今、企業内で多種多様なSaaSを導入することになり『増え続けるSaaS』をどう漏れなく管理するかが課題になっています。
その課題への対応策の第1弾として社員が利用するSaaSを可視化するための「SaaS辞書」をLogAnalyticsに追加しました。
利用を許可しているSaaSはホワイトリストへ、利用を禁止しているSaaSはブラックリストに登録することで利用状況をレポートで確認。それ以外のクラウドサービスは、シャドーITとしてレポートで確認することができるようになりました。
03 ー ISM LogAnalyticsトレース機能強化
前回新機能として追加したマルウェアトレース機能がふるまい検知に加え、トレンドマイクロ社のウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(VBBSS)にも対応しました!