システム管理者様向け ISM CloudOne活用術

「ダッシュボード」活用するためのコツ

 

ISM CloudOneは、収集した情報を管理者様が見やすいようにグラフィック化しています。ただ初期設定のままだと何からみていいかわからないのも事実です。ご存じかもしれませんが、このダッシュボードはお好みにカスタマイズできます。 これからその方法とおすすめの表示内容をご紹介します。

ログイン後に表示されるページが「ダッシュボード」

ISM CloudOneは、「忙しくても、ITに詳しくなくても誰でも簡単に会社のPCの管理ができる」をコンセプトに作られたクラウドサービスです。「簡単管理」を実現するためにダッシュボードを採用しています。

ISM CloudOne 用語辞典:ダッシュボード編

ダッシュボードとは

ISM CloudOne ダッシュボード
様々なデータ分析する場合にレポート形式のデータを作りますが、詳細は把握できてもなかなか全体を把握することができません。 レポートのデータを折れ線グラフやレーダーチャートなどを使いグラフ化すると全体像はとても見やすくなります。ダッシュボードは様々なレポートをグラフィカルに表示することで可視化することが目的です。

ISM CloudOneのダッシュボードは、現在会社にあるPC全体のセキュリティ状態を把握し、必要な対応だけすることで管理者の業務工数を軽減することができます。

レポートパネル

  • レポートパネル メーターメーター
  • レポートパネル レーダーチャートレーダーチャート
  • レポートパネル 棒グラフ棒グラフ
  • レポートパネル 円グラフ1
  • レポートパネル 円グラフ2
円グラフ (左は割合を表す際に使用 右は台数をあら合わす際に使用)

ダッシュボードのカスタマイズ方法

ダッシュボードの一番下までスクロールしてください。
そうするとがみえてきます。このパネル(+の部分)をクリックしてください。

ダッシュボードのカスタマイズ方法

この様なポップアップが出てきます。 左のチェックボックス(オレンジの部分)のチェックを外して「登録」を押せばレポートパネルを非表示にすることができます。

レポートパネル表示数をカスタマイズ

レポートパネルをカスタマイズしたダッシュボード

レポートパネルを再表示させたい場合は、ポップアップ画面をスクロールすると非表示にしたレポートパネルが出てきますので、 チェックを入れて「登録」してください。 レポートパネルの再表示方法

お奨めダッシュボード表示内容

ISM CloudOne ダッシュボードの見方

これらを毎回みて、著しく数字が変化があるようなら対応をしていきましょう。例えば、ウイルス対策ソフトウェア診断のNGの割合が増えた場合などが考えられます。この診断は、各PC(エンドポイント)のウイルス定義ファイル(パターンファイル)が最新かどうかを診断しています。

通常の場合ウイルス定義ファイルは、自動で最新が適応されるように設定されているのではないかと思います。ですが、普段使わないPCを利用した時には、ウイルス定義ファイルが最新になっていない場合があります。

私も通常使っているPCにはPhotoshopやIllustratorなど制作系で利用するソフトウェアはインストールしていませんが、時々これらのソフトウェアを使って作業をしなければいけないケースがあります。その場合は、制作系のソフトウェアが入っている専用のPCを使います。いつも電源が入りネットワークに繋がっているPCではないためほぼ毎回、Windowsアップデートの更新があり、その都度ウイルス定義ファイルを最新にすることになります(Microsoft Defenderを利用しているため)。

もし、アップデートをしないまま作業に入ってしまうと、マルウェアに感染するリスクが格段に高くなります。 特に制作系で使う場合は、いろいろと無料で公開されているデータを利用することがあります。いつもとは違う外部とのメールをやりとりする事が多いので、その分感染リスクも高まるというわけです。なので、面倒ではありますが起動後必ずアップデートを行うようにしています。

セキュリティ辞書更新イメージ
また、ウイルス定義ファイルが最新かどうかの診断は、クオリティソフト独自の「セキュリティ辞書」との突合で可能になります。セキュリティ辞書は、OSやソフトウェアの最新バージョンや、情報漏洩につながるようなソフトウェアの名称を列挙したデーターベースとお考えいただければわかりやすいかとおもいます。 このデータベース(セキュリティ辞書)は毎日更新されています。弊社の専門スタッフが毎日チェックをしセキュリティ辞書を更新してクラウドにアップしているのです。この仕事をしてくれるチームもセキュリティ辞書も唯一無二であると自負しています。

各レポートパネルの説明

OSセキュリティ更新プログラム診断

OSセキュリティ更新プログラム診断
OSセキュリティ更新プログラムが適応されているかを診断して、適応率を円グラフで表示します。 詳細へをクリックするとレポートに遷移します。レポートでは対応が必要な「診断NG」のエンドポイントを抽出してくれます。

ウイルス対策ソフトウェア診断

ウイルス対策ソフトがインストールされているか、かつパターンファイルが最新かどうかを診断しOK/NGの割合を円グラフで表示します。 詳細へをクリックするとレポートに遷移します。レポートでは対応が必要な「診断NG」のエンドポイントを抽出してくれます。特にウイルス対策ソフトウェアが未インストールの端末にはすぐに対処をしましょう。 Windows 8以上のOSであれば無料の「Microsoft Defender」のご利用を検討してみてくはいかがでしょうか。
ウイルス対策ソフトウェア診断

ソフトウェアバージョン診断

ソフトウェアバージョン診断
各エンドポイントにインストールされているソフトウェアが最新かどうかを判断し、OK/NGの割合を円グラフで表示しています。 詳細へをクリックするとレポートに遷移します。Adobe製品/Java製品/Webブラウザー等において古いバーションのソフトウェアを利用しているエンドポイントを見つける事ができます。

禁止ソフトウェア診断

管理者が利用を禁止しているソフトウェアがインストールされているかを判断し、OK/NGの割合を円グラフで表示しています。 詳細へをクリックするとレポートに遷移します。レポートでは対応が必要な「診断NG」のエンドポイントを抽出してくれます。 禁止ソフトウェア(クオリティソフトでは、グレイネットソフトウェアと表現する事も)とは、情報漏洩に繋がるなど、会社のセキュリティ状態を安全に守るためにはインストールしない方がいいと思われるソフトウェアをクオリティソフトが独自にデータベース化しています。前述のセキュリティ辞書同様、クオリティソフトの専門部隊が独自に調査・収集したソフトウェアのデータベース(辞書)です。
禁止ソフトウェア診断

ウイルス対策ソフトウェアインストール状況

ウイルス対策ソフトウェアインストール状況
各エンドポイントにインストールされているウイルス対策ソフトウェア名とインストール台数が表示されます。 複数のウイルス対策ソフトウェアを利用している場合、利用状況の把握に便利なレポートパネルです。

ハードウェア分類別台数

Windows、Mac、Android、iPhoneなどハードウェア別の台数を表示します。 登録すれば、オフライン端末(倉庫にしまったPCなど)やプリンターなどの台数も表示することが可能です。会社内のIT資産の把握に便利なレポートパネルです。
ハードウェア分類別台数

インベントリ収集率

インベントリ収集率
管理者が設定した期間内にインベントリが収集できているか否かを判断しOK/NGの割合を円グラフで表示しています。 詳細へをクリックするとレポートに遷移します。レポートでは対応が必要な「診断NG」のエンドポイントを抽出してくれます。 全ての基本になる情報ですので、がむしゃらに100%OKにする必要はありませんが著しくNGが多くなっていないかを確認するようにしてください。

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